京阪電鉄は新年1日から、砂が入った小袋「勝利を砂(さ)ポート」を受験生対象に約2千袋配る。小袋(縦7センチ、横5センチ)に入った砂は、電車の車輪が滑らないように大津線の線路にまいている「スベリ防止砂」で、「試験にすべらない=合格!」と験を担いでいる。

 2005年から始めた新年恒例のサービス。大津線は急勾配区間があり、車輪が空転して電車が動かないことがあるため、すべらないよう線路に砂をまいて走行をサポートしている。その砂を受験生応援グッズに利用した。

 例年約3500袋を配っていて、毎年約300袋は無事試験に合格した報告として「返却」されるという。同社はそうした「ご利益の砂」も混ぜており、「小袋の砂は年々ご利益が高まっている。お守り代わりに使っていただけたら」(同社)と話している。

 新年は大津線の石山、浜大津、皇子山の各駅で配布するほか、京阪グループ各ホテルの受験生用宿泊プランの利用者にも渡す。1月31日までだが、なくなり次第終了。問い合わせは、同社お客さまセンター(06・6945・4560、30日から1月3日までは休み)へ。(北川サイラ)