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 昼は袈裟(けさ)に身を包み住職としてお経を唱え、夜はスーツ姿でジャズを歌う。そんな僧侶が山口市にいる。真言宗青龍山浄福寺の櫻井隆弘(りゅうこう)さん(41)。なぜ僧侶がジャズを? 櫻井さんは「ある共通点がある」と言う。

 山口県宇部市で昨年12月22日に開かれたクリスマスコンサート。黒い帽子とスーツで決めた櫻井さんがステージに立った。ピアノの伴奏が始まると、つやのある歌声が響く。ルイ・アームストロングの名曲「What a Wonderful World」を、よどみない英語で歌い上げた。

 その翌日には、朝から檀家(だんか)3軒を回って月参りをし、二つの法事もこなした。約120の檀家を持つ寺の42代目住職として、慌ただしい1日を過ごした。

 701年に開山した由緒ある古…

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