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平成とは 第1部:時代の転機 (3)幸福論

 右肩下がりの経済、少子高齢化、非正規雇用の増加。そんな平成という時代に、幸せの真の意味を考え続けたロックスターがいる。矢沢永吉、68歳。バブルに浮かれた日本社会がようやく目を覚まそうとする頃、新しい道を見つけた。その生き方から、平成が見えてくる。

 「一瞬のハッピーがあれば、人はまた走れる」

 年末の武道館で、満杯の観客を前に矢沢は語りかけた。その言葉にどうやってたどり着けたのか。数日後、ちょっと巻き舌の独特の話しぶりでこう答えた。

 「20代で長者番付に出たけど、心がちっとも温かくない。『神様、成功したら寂しさ、悲しさは消えるんじゃなかったの』と聞いたら、神様が指さした。見るとサクセスとは違う、もう一つのハッピーというレールがあった。成功と温かくなることは別だったんだ」

 幸福のレールに気づいたのは、いつだったのか。

 矢沢の人生は右肩上がりの戦後…

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