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 東京電力福島第一原発事故の除染で福島県外で発生した汚染土について、環境省は31日、地中に埋めて処分するための基準や手法づくりに向けた実証事業を、今春ごろから栃木県と茨城県で始めると発表した。

 事業では、栃木県那須町の伊王野山村広場で350立方メートル、茨城県東海村の日本原子力研究開発機構原子力科学研究所敷地内で2500立方メートルを埋める。いずれも施設の立地自治体で保管している土を使う。

 除染で出た土は国が定める方法で処分することになっており、環境省は福島県外では、地中に埋めることを軸に検討中だ。実証試験で空間放射線量や、作業員の被曝(ひばく)量などを確認し、安全な処理の手法や手順づくりに役立てる。