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 農林水産省は31日、天候不順の影響で昨年暮れから高値が続いている野菜の多くが、2月中には平年並みに戻るとの見通しを発表した。ただ、白菜とニンジンは2月も産地からの出荷量が少ない状態で、高値が続きそうだという。

 農水省が毎月発表している価格見通しによると、1月に東京都中央卸売市場で高値だった野菜のうち、ネギが2月前半に、キャベツやホウレンソウ、大根は2月後半に「平年並みに戻る」とした。レタスはすでに1月下旬から平年並みに戻っている。

 高値が続く見通しの白菜とニンジンは、「3月には平年並みになるのではないか」(園芸作物課)との見方を示した。調査対象の14品目のうち7品目は、1月29日の卸値が平年より2割以上高い水準だった。

 一方、農水省が31日発表した1月22~24日の小売価格(全国平均)は、白菜が平年の2・25倍、大根が同2・08倍、キャベツが同1・97倍、レタスが同1・53倍だった。こうしたスーパーなどの店頭価格は、卸売市場よりも10日ほど遅れて反映されるという。(山村哲史)