[PR]

 イラン各地で先月28日から続く抗議デモで1日夜、中部イスファハン州で、デモ参加者の発砲で警官1人が死亡した。政府系タスニム通信などが伝えた。一部の参加者が警察署や政府機関を襲撃しているとの情報もあり、事態はさらに悪化する恐れもある。

 タスニム通信などによると、中部イスファハン州で1日夜、デモ参加者が猟銃を発砲して警察官1人が死亡し、3人が負傷したという。

 ロハニ大統領はデモ隊に理解を示した上で、自制を求めているが、地元メディアやインターネット上に投稿された映像によると、1日もイラン各地で政府などに抗議するデモが起きているという。イラン国営テレビなどによると、これまでに少なくとも12人のデモ参加者が治安部隊との衝突などの際に死亡した。

 イランでは先月28日以降、ネットを通じてデモ情報が拡散し、全国に広がった。政府は断続的にデモ参加者の情報源となっているSNSの接続を遮断するなどして対応に当たっている。(テヘラン=杉崎慎弥