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 2015年に国重要文化財に指定された大刀洗町今(いま)地区の「今村天主堂」は築100年余。この地での隠れキリシタンの苦難の歴史が語り継がれる信仰の場だが、老朽化が進み、信徒の力だけでは維持が難しい状況に直面している。そこで町がふるさと納税を活用した寄付を募り始めた。

 今村天主堂(今村カトリック教会)は1913(大正2)年、外国からの寄付と信徒の勤労奉仕で建てられた。数多くの教会建築を手がけた鉄川与助の傑作とされる。れんが造りで建築面積は580平方メートル。天井はアーチ状で、窓には建築当初のステンドグラスがはめ込まれ、壮麗な雰囲気を醸し出している。

 今地区はキリシタン弾圧の続いた江戸時代を通じ、ひそかに信仰が守られてきた。小説家の帚木(ははきぎ)蓬生(ほうせい)さんが昨秋、その壮絶な歴史を「守教」として刊行。後記で天主堂について「綿々と続く今村の信仰を象徴するように、筑後平野のなかで偉容を誇っている」と書いている。

 天主堂は現在、信仰に差し支え…

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