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 2014年3月に南シナ海の上空で消息を絶ったマレーシア航空MH370便(乗客乗員239人)について、米民間企業が近くマレーシア政府と契約を結び、捜索を開始する。地元メディアが報じた。過去最大規模の捜索が行われながら未解明に終わったことから、事件は「航空史上最大の謎」とされている。

 海洋探査を手がける米国企業「オーシャン・インフィニティ」が近く、同政府と捜索再開の契約を締結する見通し。地元メディアによると、捜索開始は同社から同政府に申し入れたといい、不明機が発見された場合にのみ、成功報酬が支払われる契約だという。

 同機を巡っては、15年7月に仏領レユニオン島の海岸で主翼の一部が見つかった。その後は難航し、マレーシア、中国、オーストラリアによる捜索は昨年1月に事実上、打ち切られた。捜索を主導したオーストラリア運輸安全局は昨年10月、「同機を発見できなかったことは信じがたい」とする最終報告を発表した。(シンガポール=守真弓)