[PR]

 5日は二十四節気の小寒。広島県三原市糸崎沖の瀬戸内海では4日朝、大気が冷やされて島影や船が水平線上に浮いているように見える「浮島現象」が見られた。アマチュアカメラマン藤原敏明さん(61)=同市=がしまなみ海道の因島大橋周辺で、その風景を撮影した。

 浮島現象は蜃気楼(しんきろう)の一種で、瀬戸内海の冬の風物詩として知られる。大気と海水の温度差によって海面上に密度の異なる空気の層が生まれ、これがレンズの役割を果たして遠くから来る光を屈折させ、浮いているように見える。(広津興一)