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 米国のトランプ大統領と韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は4日夜に電話で約30分間会談し、北朝鮮が軍事挑発を行わない場合、2月9日に開幕する平昌冬季五輪期間中に米韓合同軍事演習を行わない方針で合意した。韓国大統領府が発表した。

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が平昌五輪への代表団派遣に言及するなか、文氏は米側に毎春行う米韓演習の実施を五輪後に延期するよう求めていた。トランプ氏は、韓国側の要請に応じて五輪期間中の演習実施を避けた形だ。

 文氏は南北対話の現状について説明。「米国と緊密に協議する。南北対話が北朝鮮の核問題解決のための米朝対話の環境づくりの助けになると確信する」と述べた。

 これに対し、トランプ氏は「文大統領は、五輪期間中、軍事演習を行わないと話してもらって構わない」と語った。「南北対話で、米国の助けが必要であれば、いつでも知らせて欲しい。米国は百%、文大統領を支持する」とも強調。五輪にトランプ氏の家族を含む高位級代表団を派遣することも改めて確認した。

 両首脳は五輪の安全と成功のため、最善を尽くすことも確認。米韓の結束を確認し、南北朝鮮の接近が日米韓協力に影響を与えないことを北朝鮮や中ロなどに強調する狙いがあるとみられる。(ソウル=牧野愛博)

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