[PR]

 世界3大美術館のひとつといわれる米ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET=メット)は4日、任意の入館料の支払いを3月1日から原則義務化する、と発表した。1970年から任意方式を続けてきたが支払う人が減り、運営費に困っていた。

 入館者は3月以降、同美術館が任意支払いの目安として掲げている「推奨価格」を支払わなければならなくなる。大人25ドル(約2800円)、65歳以上のシニア17ドル(約1900円)、学生12ドル(約1340円)で、12歳以下は引き続き無料。また、州内の居住者と近隣州の学生には任意の支払いが認められる。

 同美術館によると、推奨価格の全額を払っていた入館者の割合は、2004年は63%だったが、最近は大人では17%に減少。運営費の14%しか入館料で賄えなくなり、任意制度では「もはや日々の運営費を十分に集められない」との結論に達した。同館の来館者は年700万人以上。(ニューヨーク=金成隆一)

こんなニュースも