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 JR東日本は6日、自転車を解体したり折りたたんだりせず、そのまま車内に持ち込める専用電車「B.B.BASE(房総バイシクルベース)」の運行を始めた。毎週末に両国駅(東京都墨田区)と千葉県の房総半島を結び、4路線を週ごとに1日1往復する。

 サイクリング愛好家らの要望があり、既存の車両を改造した。列車は6両編成(計99席)で、座席の裏側に自転車を立てかけて固定できるラックを設置し、4号車は乗客が集まれるフリースペースにした。両国駅では改札口を通らずに、自転車を押してホームに入れる専用通路も整備した。

 初列車には約70人が乗車。相模原市の会社員、吉岡徹さん(32)は「普段は他の人の邪魔にならないかと気にするけれど、楽で快適」と話した。両国駅での出発イベントでは、自転車好きで知られるお笑い芸人、「安田大サーカス」の団長安田さんが「ワクワクする! インスタ映えする!」とアピールした。

 運行路線は内房線(往路の停車駅=館山、和田浦)▽外房線(同=勝浦)▽成田線(同=佐原)▽総武線(同=松尾、干潟、銚子)。通常の乗車券ではなく、専用の切符のみで利用できる。問い合わせはびゅう予約センター(0570・04・8928)へ。(熊井洋美)