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 河野太郎外相は6日、日本の外相として初めてインド洋のモルディブを訪問し、アーシム外相らと会談した。シーレーン上の要衝にある同国は、「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」を進める中国に急接近しており、日本も関係強化を図る狙いがある。

 河野氏は会談後、記者団に「中国の投資やプロジェクトの額は日本を数倍上回っている。援助に頼るだけでなく、外相が足を運んでコミュニケーションを強化したい」と語った。

 約1200の島々からなるモルディブの主要産業は観光業。人口約40万人(2014年)の国に、中国からは最多の年間約36万人の観光客が訪れる。日本からは約4万人だ。

 モルディブは昨年12月、ヤーミン大統領が北京で習近平(シーチンピン)国家主席と会談し、中国と自由貿易協定(FTA)を締結。両国の輸出入の関税の大半が数年でゼロになる予定だ。(マレ=奈良部健)

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