【動画】タグボートで曳航される貨物船「REAL」=江向彩也夏撮影
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 昨年10月の台風により富山港で座礁したトーゴ船籍の貨物船「REAL(リアル)」号(1798トン)の離礁作業が7日にあった。乗り上げていた防波堤の消波ブロックから引き出し、港内のふ頭に曳航(えいこう)された。

 リアル号の保険会社の日本側窓口の担当者によると、早朝からサルベージ業者の作業員約25人が乗り込み、機関室などの浸水をくみ出し、船体を立て直した。午後からは、横付けした作業船ごとタグボートで引き出す作業をした。新たな油の流出は確認されなかったという。

 約350メートル離れた対岸のふ頭までもっていき、8日以降、船底の破損箇所の補修や船体の補強工事を行う。15日ごろに出港して熊本県の八代港まで曳航し、解体するという。(松原央)