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 北朝鮮から誰が来るのか――。韓国では、2月9日の平昌冬季五輪の開会式に出席する各国首脳に関心が集まっている。五輪関係筋によれば、マクロン仏大統領やペンス米副大統領らが出席する可能性があるという。また北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の実妹、金与正(キムヨジョン)党政治局員候補が出席するのでは、という観測が出ている。

 康京和(カンギョンファ)外相は昨年末、43カ国が首脳級の参加意思を示したと表明。そのうち、15人程度の参加を確認したという。五輪関係筋によれば、米仏などが首脳級の派遣を検討しているという。

 一方、北朝鮮の五輪参加が急浮上したことで、同国の代表団に加わる高官の名前に関心が集まっている。韓国メディアは正恩氏の実妹、与正氏が党宣伝扇動副部長を務めていることから訪韓の可能性があると予測。2014年の仁川アジア大会の際に訪韓した崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長の名前も挙がっている。

 韓国政府は平昌五輪の後、20年東京夏季五輪、22年北京冬季五輪と続くため、安倍晋三首相と習近平(シーチンピン)中国国家主席にも参加を要請している。ただ、日本政府は慰安婦問題の解決をうたった日韓合意への文在寅(ムンジェイン)政権の対応を見極める構えで、安倍首相の出席見送りを含めて慎重に検討している。(ソウル=牧野愛博)