楽天球団の元監督で副会長の星野仙一さんを追悼する献花台が設置された楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)では8日、ファンが途切れることなく訪れ、花を手向けた。

 献花台は球団の用意した花とともに、訪れた人が手向けた花束で埋まった。「星野かんとくありがとうございました。天国へいっても楽天をいっしょにおうえんしようね」「日本一の感動に出会わなかったら今、親子で支えられている野球にも出会えなかったと思います」などのメッセージも添えられていた。

 娘といっしょに手を合わせた下田里奈さん(34)は「震災の後に色々な力をもらった。日本一になったときのことはいまだに忘れられない。ただの野球監督としてでなく、身内が亡くなったように悲しい」と目頭を赤くしていた。球団創設時からのファンの尾嵜良治さん(53)は「震災の時には被災地をまわって勇気づけてもらった。一言で言うならば『仙台に来てくれてありがとう』です」と感謝していた。

 球団によると、8日は9572人が訪れた。9日が最終日で、午前10時から午後5時半まで献花を受け付ける。(福留庸友)