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 昨年10月の台風21号の被害で運休が続いていたJR関西線・亀山(三重県亀山市)―柘植(つげ、同県伊賀市)間について、JR西日本は9日始発から運行を再開した。大雨で線路ののり面が崩れ、10月22日から上下線とも運休していた。全線復旧するのは80日ぶり。

 台風21号の被害で、関西線は亀山―加茂(京都府木津川市)間が不通になった。昨年11月1日に柘植―加茂間が復旧したが、残る区間は運休が続き、バスで代替輸送していた。

 柘植駅では、まだ日の昇らぬ午前6時から住民らが復旧を祝う式典を開き、参加者で「鉄道唱歌」を歌って喜んだ。その後、復旧区間を運行する6時29分発の列車がホームへ滑り込むと、通勤・通学客らが次々に乗車。三重県四日市市と津市へ向かう男子高校生2人はともに「通学に毎日使っているので、代替バスは不便だった」と話していた。(中田和宏)