天皇、皇后両陛下が学界の第一人者から講義を受ける「講書始(こうしょはじめ)の儀」が10日午前、皇居・宮殿であった。皇太子ご夫妻や、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、皇族方も講義に耳を傾けた。雅子さまは2003年以来、15年ぶりの出席となった。

 今年の講義は、田代和生(かずい)・慶応大名誉教授の「対馬宗家文書からみた江戸時代の日朝貿易」、苧阪(おさか)直行・京都大名誉教授の脳の一時的な記憶機能に関する「意識をつむぐワーキングメモリ」、藤嶋昭・東京理科大学長の「太陽エネルギーと光触媒」。(中田絢子、緒方雄大)