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 ソニーの平井一夫社長は9日、新しいイヌ型の家庭用ロボット「aibo(アイボ)」について「日本のみならず海外展開も視野に入れている」と述べ、海外でも販売する考えを明らかにした。11日からの国内販売に向けて、まずは生産態勢を整えるという。米ラスベガスで開催中の家電見本市「CES(セス)」で、朝日新聞などのインタビューに応じた。

 有機EL製の瞳の色や動きで感情を表す新型アイボは、海外初披露となるCESで展示されている。平井氏は「『米国人が見てもかわいいのか』を測りたい気持ちがあったが、前日の発表会でも非常に反応が良かった」と語り、海外販売に意欲を示した。

 一方、「部品点数が多く、製造に時間がかかる商品だ。国内でも予約販売がまだ続いており、確実に供給できることが前提だ」とし、売り出す時期や国、地域に関しては明言を避けた。

 新型アイボは、1999年に世界初の家庭用ロボットとして発売した「AIBO」の後継機種。AIBOはソニーが経営難に陥り、リストラの一環で06年に生産をやめていた。業績が回復したことから、人工知能(AI)を搭載して自ら感情表現を生み出せるなど機能が充実した新型として、12年ぶりに復活させることを決めた。(ラスベガス=岩沢志気)