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 米ハワイ州を訪問中の小野寺五典防衛相は9日午前(日本時間10日午前)、在日米軍が所属する米太平洋軍のハリス司令官と会談した。小野寺氏によると、ハリス氏は平昌(ピョンチャン)冬季五輪中の実施を見送った米韓合同軍事演習について、「五輪後に演習を行う方針は変わっていない」との考えを示し、北朝鮮に圧力をかけ続ける方針を確認した。

 会談はホノルルの米太平洋軍司令部であった。小野寺氏の説明では、小野寺氏は「(9日に)南北会談が行われたが、北朝鮮の核・ミサイルの脅威は変わっていない。日米の訓練は従前通り行っていく」と強調。ハリス氏も五輪後の米韓演習を踏まえ、演習継続が重要との認識で一致した。

 両氏は沖縄県で米軍ヘリなどの事故が続発していることも協議。記者団に公開された会談冒頭、小野寺氏は「住民の安心のためにも、安全な運航をぜひお願いしたい」と求めた。

 ハリス氏は「沖縄で航空機事故が起きたことは遺憾だ」とする一方、「米軍の航空機事故は2016年以降、減少傾向だ」と指摘。「異常発生時にパイロットが安全な場所に着陸させたことに満足している」と述べた。(ホノルル=相原亮)