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 ゴールドスティーン米国務次官(広報担当)は9日の会見で、北朝鮮が南北協議で平昌(ピョンチャン)冬季五輪への代表団派遣に合意したことについて、「朝鮮半島の緊張緩和につながるどのような動きも前向きな進展だ」と歓迎する意向を示した。また米国が政府高官による代表団を五輪に派遣することも明らかにした。

 トランプ大統領が10日にも、代表団派遣について正式発表するという。五輪期間中の米朝代表団による接触の可能性について、ゴールドスティーン氏は「今のところ予定はない」とした。その上で「朝鮮半島の非核化につながる対話を望んでいる」と語り、北朝鮮側との核放棄に向けた協議ならば応じる考えを示した。

 一方で、ゴールドスティーン氏は、北朝鮮代表団の参加について「国連安全保障理事会による制裁に違反すべきではない」と強調。北朝鮮代表団への支援について慎重な対応をするよう韓国側に求めていることを明らかにした。また、9日の南北協議で合意した両国の軍事当局者による会談については「すべての対話を歓迎する」と語った。(ワシントン=峯村健司)