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 川勝平太知事は10日、約6年ぶりに中部電力浜岡原発(御前崎市)を視察し、国の新規制基準に基づいて審査中の4号機の原子炉建屋内や標高22メートルの防波壁などを見学した。川勝知事は視察後、再稼働を巡る記者の質問に使用済み核燃料の保管や処理の問題を指摘。「再稼働はできない。常識で考えると、動かすと(燃料プールが埋まって)止まる」と述べた。

 川勝知事の浜岡視察は2011年10月以来。津波対策で建設した延長計約2・4キロの防波壁や盛り土、増設した緊急時対策所、原子力安全技術研究所、使用済み燃料の乾式貯蔵施設の建設予定地などを視察した。国の新規制基準では活断層の有無も焦点の一つで、敷地内の断層も目にした。

 視察後、川勝知事は中部電の対策を「安全性は飛躍的に高まっている」と評価したものの、再稼働に否定的な姿勢は崩さなかった。廃炉技術のビジネス化や既存の高圧電線の活用に触れて「再稼働とは別の可能性を探る時期だ」と述べた。

 川勝知事への説明に当たった中…

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