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 徳島県鳴門市にある「ボートレース鳴門(鳴門競艇場)」が生まれ変わろうとしている。売り上げや来場者が伸び悩み、昔ながらのギャンブルのイメージから脱却し、家族連れや若者たちも楽しめる施設にするのが狙い。昨年11月には敷地内に誘致した温浴施設がオープンし、同12月にはイルミネーションイベントも開催した。

 市企業局によると、ボートレース鳴門は1990年代に年間400億円超を売り上げ、一般会計に20億~30億円を繰り出していた。しかし、衰退が進み、2010年度は168億円余り、繰り出しは5千万円まで落ち込んだ。そのため、市は国土交通省が実施した堤防工事に合わせ、14年から一昨年4月まで2年間休場し、スタンドなどを全面改装。昨年度は記念レースが開かれたこともあり、16年ぶりに売り上げが300億円台を回復した。

 しかし、電話投票や場外発売の普及などで来場者は減少し、昨年度は21万7千人でピークの1977年度の約6分の1だった。一方、11年には近くに場外舟券発売所「エディウィン鳴門」ができ、旧来のファンはレース場にまで足を運ばなくなり、広大な駐車場の活用が課題になっていた。

 そこで、市はスタンド西側の駐車場を「まちづくり活用エリア」と位置付け、「鳴門天然温泉 あらたえの湯」を誘致。2階の露天ぶろからは水しぶきを上げて疾走するボートが一望でき、レース場の観覧席そっくりのロイヤルラウンジ(有料)も備えた。1階には海鮮料理店や土産物売り場を併設し、観光客の利用も見込んでいる。同県藍住町から親子で訪れた立石広さん(69)は「ボートのついでに来たが、息子は風呂が目的。スタンドより音もよく聞こえて迫力がある」と満足そうだ。

 運営会社は「レースを見たことのない人は迫力に驚くはず。施設の目玉の一つになる」と期待する。

 市は今後、スタンド東側の駐車…

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