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 2017年の訪日外国人観光客数(推計値)は前年比19・3%増の2869万1千人で、5年前の3・4倍に増えた。石井啓一国土交通相が12日の閣議後会見で明らかにした。13年に初めて1千万人を超えて以来、5年連続で過去最多を更新している。

 アジア地域からの訪日客数が大きく伸びたほか、欧米やオーストラリアからも順調に増えているという。石井国交相は「ビザ緩和、消費税免税制度の拡充など大胆な取り組みを矢継ぎ早に実行し、関係者によるプロモーションなどもあって、増加につながった」と胸を張った。

 訪日客は、リーマン・ショック翌年の09年や、東日本大震災があった11年は落ち込んだが、13年には1036万人に増加。以降、過去最多を更新し続けている。政府は20年に4千万人、30年に6千万人にする目標を掲げている。(石山英明)