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 国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))のノーベル平和賞受賞を記念し、ノルウェー・オスロで昨年12月に開かれたコンサート。ここで演奏された広島の「被爆ピアノ」が、春日井市で21日に開かれる演奏会にやって来る。関係者は「被爆ピアノが平和を考えるきっかけになれば」と願っている。

 演奏会は地元の市民らでつくる「海を渡った被爆ピアノの調べ実行委員会」が主催する。委員長の津田ゆかりさん(48)=春日井市神領町2丁目=は、所属する経営者団体での講話が縁で2016年8月に被爆ピアノを所有する調律師の矢川光則さん(65)=広島市安佐南区=と知り合った。修復した被爆ピアノで全国各地で演奏会を開く被爆2世でもある矢川さんの活動に共感。矢川さんの被爆ピアノ6台のうち、寄贈者の名前から「ミサコのピアノ」と呼ばれているアップライトピアノを使って昨年3月に文化フォーラム春日井で演奏会を開いた。

 昨年12月11日にノーベル平和賞の記念コンサートで演奏に使われたのは「ミサコのピアノ」とは別の1台で、爆心地から約3キロ離れた民家で被爆したものだ。記念コンサートによって被爆ピアノが注目されたことに加え、三重県松阪市で前日に演奏会の予定があったことから、今回の企画が持ち上がった。津田さんは「被爆ピアノを通して平和のために何か自分ができることを考えてもらえたら」と話す。

 会場は春日井市八田町2丁目の…

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