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 北九州市は11日、昨年末に閉園したスペースワールド(八幡東区)の跡地を土壌汚染対策法に基づく形質変更時要届け出区域に指定した。土地所有者の新日鉄住金(東京)からベンゼンなどの有害物質に汚染されている可能性があると申請があった。

 市によると、スペースワールドの跡地は元々工場だったため、新日鉄側が自主的に調査。過去に使った溶剤などから、ベンゼンやシアン化合物、セレン、鉛などに汚染されている可能性があるという。

 跡地利用を巡っては優先交渉先のイオンモールが交渉中。現在はアスファルトなどに覆われているため対策を講じる必要はない。工事をする場合は、施工業者が土壌の飛散を防ぐためにシートで覆ったり、出入りするトラックのタイヤを洗浄したりするなどの対策が必要になる。市内には同様の指定区域が約40カ所あるという。(井石栄司)