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 年間600万人の参拝客が訪れる名刹(めいさつ)、善光寺(長野市)で静かな騒動が続いている。住職で天台宗「大勧進」トップを務める小松玄澄(げんちょう)貫主(84)の疑惑と進退をめぐる混乱だ。騒動は一般参拝客にも伝わっており、「お寺は清潔なイメージが大事」と心配する声も。

 善光寺の歴史は1400年におよび、国内屈指の名刹として知られている。特徴は天台宗の「大勧進」と浄土宗の「大本願」が共同運営していること。天台宗では「総本山」と「門跡寺院」に続く、「別格大寺」に位置付けられている。

 騒動の発端は小松貫主の女性・金銭問題が載った2004年末の月刊誌報道だった。善光寺傘下25寺院でつくる「天台宗一山(いっさん)」から辞任要求が出され、やがて辞任をめぐる訴訟問題に発展する。辞任の約束を果たさなかったとして、11年には東京高裁が小松貫主に賠償金の支払いを命じた。

 16年6月には大勧進の女性職員に差別的な発言をしたなどとして一山が小松貫主の本堂への出仕停止を決議。以降、小松貫主は本堂への出仕を自粛した。

 事態が転換したのは今月10日。大勧進で記者会見を開いた小松貫主が「しかるべき時期をもって貫主の地位を後進に譲りたい」と退任に触れたのだ。これで騒動も終結かと思われたが、そうはならなかった。

 会見時間はわずか5分。退任の…

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