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子どもの「野球ひじ」予防するには 神奈川で取り組み

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鈴木孝英
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 小学生がプレーする「学童野球」で、スポーツ障害の予防や早期発見への取り組みが進んでいる。ただ、肘(ひじ)の故障などを見つける検診を受ける児童はまだ少なく、神奈川県内の関係者は「指導者や保護者にスポーツ障害のことをもっと知ってほしい」と訴える。

 学童野球でのスポーツ障害は「野球肘」が多い。同じ動作の繰り返しで引き起こされ、投球時に肘に痛みが生じる障害で、悪化すると投球後や安静時にも痛むようになる。

 多くの児童の野球肘を治療してきた横浜南共済病院(横浜市金沢区)スポーツ整形外科の山崎哲也医師によると、肘の内側の痛みは約3割の児童が経験するが安静にすれば重症にはならないことが多いという。

 だが、外側の故障は「離断性骨軟骨炎」といい、発症率は内側の故障に比べて低いものの、重症化すると自然には治らず、大腿(だいたい)骨などから軟骨を移植する手術が必要になることもある。手術をしても、術前と同じレベルのプレーはできなくなる可能性もあるという。

 この症状で年間約50人の手…

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