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 安室奈美恵さんのコンサートのチケットを転売目的で違法に入手したとして、京都府警は11日、チケット転売サイトの最大手・チケットキャンプ(チケキャン)を運営する「フンザ」(東京都渋谷区)の笹森良・前社長(38)ら男4人を詐欺容疑で書類送検し、発表した。前社長は「転売目的で不正に入手したものがチケキャンに出品されたことは間違いない」と容疑を認めているという。

 サイバー犯罪対策課によると、ほかに書類送検したのは大阪市浪速区の転売会社長(38)=同区=らで、4人は共謀して昨年4月、転売目的であることを隠し、安室さんのチケット2枚を、チケキャンとは別の販売サイトからだまし取った疑いがある。計1万9600円で購入し、チケキャンで計3万4千円で転売していたという。

 笹森前社長は、業者が転売目的で仕入れたチケットと知りながら、出品手数料をゼロにする優遇措置を取ってチケキャンで転売させたとして、共謀関係に当たると判断したという。チケキャンの利用規約は「転売する目的で得たチケットを出品してはならない」と定めていた。

 京都府警は昨年12月、フンザを家宅捜索。その後、親会社のIT大手「ミクシィ」は、社長辞任と5月末でのチケキャン閉鎖を発表した。