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 浜松市中区の静岡文化芸術大の学生たちが、同市北区・引佐(いなさ)地区にある久留女木(くるめき)の棚田で、耕作放棄地の再生に挑んでいる。休耕田を借りて米を作り、商品としてパッケージ化し、大学の生協で販売する。まだ収量が少ないなど課題は多いが、少額ながら「中山間地のスモールビジネス」のモデルケースとして黒字化を目指している。

 学生たちは地域連携実践演習で舩戸修一准教授(農村社会学)に学ぶ「引佐耕作隊」の1~4年生5人。文化政策学部は地域振興に関わる公務員、デザイン学部は広告関係を志望する学生が多い。その特徴を生かして公立大学として地域貢献しようと、一昨年から久留女木の農家に500平方メートルの休耕田を借りて活動を始めた。

 久留女木は日本の棚田百選に認定され、昨年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台にもなった。だが、高齢化で耕作放棄地が増え、「久留女木 竜宮小僧の会」の会員らが保全に取り組んでいる。農業とは縁遠い学生たちもその会員や農家の支援で耕作に取り組んだ。

 植えた品種は、浜松のような温…

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