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 東京・上野動物園で昨年6月に生まれたジャイアントパンダの雌の赤ちゃん、シャンシャンが2月から先着順でみられる見通しになった。現在は抽選で1日最大2千人、23日から観覧時間を延長し、同3600人と見越すが、2月以降は観覧者数をさらに増やす方向で検討している。

 都は、シャンシャンと母親のシンシンを昨年12月19日から公開し、1月末までは抽選方式を導入。40~140倍の倍率で申し込みが続いている。当初は母子のストレスが懸念されたものの、元気な姿を見せており、2月からは観覧を先着順に切り替えるという。

 この際、今は1人1~2分の観覧時間を30秒程度に縮め、2時間半(23日から4時間半)に制限している公開時間を閉園まで広げ、より多くの人に観覧してもらう案も浮上している。

シャンシャン、三つのことに夢中

 生後200日を超えた東京・上野動物園の赤ちゃんパンダ、シャンシャンは体重が14・6キロに増え、元気よく動き回っている。成長したシャンシャンは今、三つのことに夢中だ。

 木登りは大好きで、時間があれば、上ったり下りたり。時には丸太の上で眠っていることもある。高い場所に行くのは危険回避の方法を身につけるためだといい、園職員は「リラックスできる場所になっているようだ」と話す。

 竹やササをくわえる様子も頻繁にみられる。まだ離乳していないが、母親のシンシンがエサを食べる様子をまねているという。

 シンシンと遊ぶのが何より楽しみだ。パンダは単独で暮らす動物だが、子は乳離れする1歳半ごろまで母親と過ごす。シンシンは唯一の遊び相手で、シャンシャンはシンシンの体をつつくなどちょっかいを出したり、追いかけたりして気を引こうとしている。

 これまでシンシンが手伝っていた排尿や排便も自力でできるようになってきた。年末の休園日には公開用の屋外運動場で過ごす練習もこなし、長いときは4時間ほど過ごした。園の職員は「ゆくゆくは屋外運動場で遊ぶ姿も見られるようになります」と話す。(西村奈緒美)