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 トランプ米大統領は11日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)のインタビューに対し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と「おそらくとても良い関係にある」と語った。金氏との直接対話の可能性を排除しない考えを改めて示した。

 9日にあった韓国と北朝鮮による南北閣僚級協議を受け、トランプ氏は「北朝鮮と対話することにはオープンだ」と語るなど、緊張緩和に向けた発言をしている。ただ、北朝鮮に核・ミサイル開発を断念させるために「最大限の圧力をかける」という姿勢は崩しておらず、北朝鮮側の反応を探る意図もありそうだ。

 インタビューでトランプ氏が金氏を「小さなロケットマン」と強く非難してきたことを問われ、「突然私の親友になったたくさんの例がある。私はとても柔軟な人間だ」と語り、関係改善に自信を見せた。トランプ氏は大統領選中、金氏との対話について「話がしてみたい。彼と話をすることは何の問題もない」と述べていた。

 また、金氏とこれまでに会話をしたことがあるかどうかという質問に対し「コメントしたくない」と回答を避けた。トランプ政権は北朝鮮側との対話の前提として、核・ミサイル実験などの挑発行為の停止を求めている。(ワシントン=峯村健司)