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 大相撲初場所(14日初日、東京・国技館)の取組編成会議が12日朝に行われ、元横綱日馬富士の暴力事件の被害者で東十両3枚目の貴ノ岩=貴乃花部屋=が、昨年の九州場所に続いて本場所を休場することが明らかになった。頭部外傷などで「受傷後約3カ月程度は頭部打撲を避ける必要があり、1月の就業は困難である」との診断書を提出した。このまま初場所を全休しても特例的に3月の春場所(エディオンアリーナ大阪)は十両に据え置く救済措置が取られる。

 貴ノ岩は幕内にいた昨年10月の秋巡業中に日馬富士から暴行を受け、頭部のけがなどを理由に11月の九州場所を全休した。今場所は十両に番付を落としていたが、11日の段階で休場を届け出たという。

 取組編成会議当日までに提出された神奈川県内の病院での診断書によると、「頭部外傷、頭皮裂創痕、右乳突蜂巣炎痕あり。繰り返す頭部打撲は、慢性硬膜下血腫発症の危険性を増すため、受傷後約3カ月程度は頭部打撲を避ける必要があり、1月の就業は困難であると考える」とされている。

 日本相撲協会は、貴ノ岩が昨年12月の時点で病院に入院していることを確認していた。このため、貴ノ岩の正式な診断書提出を条件に、初場所全休でも幕下には転落させず、十両にとどめることを決めていた。

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