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 サッカーのJ1浦和に、元日本代表MF山田直輝が、期限付き移籍していた湘南から4年ぶりに復帰した。浦和の下部組織で育った逸材も27歳。11日にあった新加入選手の記者会見で、山田は「先輩についていくだけでなく、チームを引っ張っていきたい」と意欲を語った。

 山田は中学生から浦和の下部組織に所属し、中学、高校で全国制覇。プロ入り2年目の18歳の時には岡田武史監督に見初められ、日本代表入りを果たした早熟の選手だ。だが、相次ぐけがで調子を崩し、2012年からの3年間はほとんど試合にも出られなかった。

 転機になったのが15年からの湘南への期限付き移籍だった。当初は調子が戻らず、古巣への復帰をあきらめかけたこともあったという。しかし、湘南のチョウキジェ監督の指導の下、3年間で90分間走りきること、試合に勝たせるプレーなどを身につけるなど成長。浦和から復帰のオファーが届いた。

 今でも童顔ではあるが、少し精悍(せいかん)な顔つきに。山田は「みなさんに『絞れたね』と言われる。昔の自分はあまちゃんだった」と振り返る。「だれであろうとポジションは奪いに行くつもりであるし、このチームで試合に出られれば日本代表にも近づける」。今季にかける決意を語った。