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 トランプ米政権が近く発表する中期的な核政策の指針となる核戦略見直し(NPR)の概要が11日、明らかになった。「核兵器なき世界」を目指したオバマ前政権の方針から転換し、核兵器の役割を拡大。ロシアや中国、北朝鮮を念頭に核の脅威が高まっているとし、局地攻撃を想定した小型核弾頭の開発を進めるなど、核兵器の使用状況を広げることを目指している。

 NPRの最終案を入手した、オバマ前政権の核政策担当特別補佐官ジョン・ウォルフスタール氏が朝日新聞の取材に明らかにした。8年ぶりのNPRは核の脅威が増す中で、あらゆるレベルの抑止力を保つために柔軟な核能力を持つことを目的としている。

 最終案では、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)用に爆発力を抑えた小型の核弾頭の開発を進めることを明記。ロシアを念頭にした小型の核使用に対する抑止力とみられ、トランプ大統領に選択肢を提供するのが目的とされる。小型核は都市を全面的に破壊する大型核爆弾に比べて被害は比較的抑えられるが、核使用のハードルが下がることも懸念されてきた。オバマ前政権が新たな核弾頭の開発はしないと宣言したことからの転換にとどまらず、世界の核軍縮の流れからも逆行することになる。

 さらに、水上艦や潜水艦から発…

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