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 大相撲の優勝パレードに使われる白いオープンカーが、初場所からベンツに変わる。初日を2日後に控えた12日、東京・国技館でいまだに「力士サイズの体格」だという芝田山親方(元横綱大乃国)と春日野親方(元関脇栃乃和歌)が乗り心地と耐久性を確かめた。

 本場所の千秋楽後には、優勝力士と優勝旗を持つ力士がオープンカーに乗って会場周辺をパレードするのが恒例になっている。

 先場所までは基本的にアウディ社の車だったが、5年ぶりに変わる。4人乗りとしてはメルセデス・ベンツ社で最も大きなタイプで、購入すれば約2千万円するものが千秋楽にメルセデス・ベンツ日本(東京都)から貸し出されるという。

 試乗に使われたのは白色ではなく同型の濃紺のものだったが、自身が優勝した1988年春場所以来のオープンカーだという芝田山親方は「力士を2人乗せても全然問題ない。もう一度、あのころに戻って乗ってみたい。舞い戻れるならね」と30年ぶりの優勝気分を味わった。

 年6場所のうち5場所で使われる。7月の名古屋場所だけは、トヨタ自動車のオープンカーが使われる。