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 指定暴力団工藤会の「上納金」をめぐる脱税事件で、所得税法違反の罪に問われた工藤会トップで総裁の野村悟被告(71)への被告人質問が12日、福岡地裁であった。野村被告個人と工藤会の金は「全く別々だ」と述べ、建設業界などからの上納金の一部を被告の所得とする検察側の主張を否定した。多額の遺産、サイコロ賭博、高級車……。野村被告の口からは、自身の資産や暮らしぶりなども語られた。

 野村被告の証言によると、両親が北九州市内に田んぼや山林を数多く所有し、生前から多額の売却益を得ていた。約30年前に母が亡くなった際には約7億円を相続。その後の不動産売買でも数千万から億単位の収入があったという。

 1980~2000年ごろには…

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