[PR]

 政権の枠組みづくりが難航しているドイツで12日、メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(同盟)と、第2党の社会民主党(SPD)が連立に向けた主要政策で基本合意した。今後、両党内での承認を経て、22日にも大連立に向けた正式交渉に入る見通しになった。

 昨年9月の総選挙では、難民の流入を背景に新興右翼政党「ドイツのための選択肢」が躍進する一方、2大政党はともに得票率を大きく減らした。それまで連立を組んでいたSPDの下野表明を受けて、同盟は小政党との連立交渉を始めたものの11月に頓挫し、戦後初の少数与党政権や再選挙の可能性が指摘されていた。再び2大政党による連立に向かう方向となったことで、混迷から抜け出す可能性が高くなった。

 メルケル氏は記者会見で「世界は私たちを待ってくれない。安定政権をつくるための正式交渉を始めたい」と語り、SPDのシュルツ党首は「素晴らしい結論に達した」と述べた。

 両党の間で大きな争点となって…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも