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 京都市下京区夷馬場町の認知症対応の介護施設「グループホーム京都下京の家」で昨年3月、元施設長の60代女性=昨年9月に退職=が入所者への暴言を繰り返したとして、京都市は12日、この施設の新規入所受け入れを半年間禁じる処分を出した。認知症の70代女性に「帰ってきんでええで」「家族に縁切られてんですよ、おたく」と言い、トイレに行くのを制限する旨の発言もしていた。

 同施設は、医療法人社団「長啓(ちょうけい)会」(浜松市)が運営し、定員18人。京都市に昨年5月、関係者から情報提供があり、元施設長の暴言の録音も寄せられた。市の調査に元施設長は暴言を認め、職員が暴言を把握していたことも判明した。市は心理的な虐待があったと認定した。

 施設側は当初、元施設長を女性の担当から外すと市に説明していた。しかし、市が昨年8月に立ち入り調査したところ、直前まで暴言をはかれた女性の介護を担当し続けていたことが発覚した。

 朝日新聞の取材に、現在の施設長は「このような事態になり、大変申し訳ない」と話した。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(佐藤秀男)