[PR]

 洗濯機は縦型や横のドラム型、乾燥機能のあるなしなどいろいろ選べますが、一度にたくさん洗える洗濯機がよく売れています。共働き世帯が増え、まとめて手早く洗いたいという家庭が増えているようです。

 ヨドバシカメラマルチメディア梅田(大阪市北区)で洗濯機売り場を担当する山田繁之さんは「一度に洗える量が10キロ以上の『大容量』タイプがよく売れている。家族が2人以上なら大容量がおすすめで、品ぞろえも豊富なので選びやすい」と話す。同じ大容量でも、値が張るドラム式より、縦型タイプを選ぶ人が多いという。

 メーカー側も力を入れている。主な家電メーカーがこの1年で出した高価格帯の新製品では、洗える衣類などの量(洗濯容量)が10キロ以上が目立つ。

 日立アプライアンスは昨年6月、家庭向けの縦型洗濯乾燥機としては国内最大の12キロの新製品を出した。メーカーは1人分の1日あたりの洗濯物の目安を1・5キロとしており、12キロは2人なら4日分、4人なら2日分になる。

 国内では毎年500万台前後の洗濯機が売れるが、その中で大容量が増えている。調査会社のGfKジャパンによると、家電量販店で売れた洗濯機のうち、8キロ以上の割合は、2012年の37%から17年は50%に高まった。担当者は「洗濯の回数を減らし、家事の負担を減らそうとする層に受けている」と話す。

 大容量が増えている理由のひとつが、まとめて洗濯するニーズが強いと言われる共働き世帯の増加だ。16年は1129万世帯で、12年に比べ7%増えた。また、毛布などの大きな物を洗いたいという声も強まっているという。一人暮らしで数日分をまとめて洗う人もいるようだ。

 メーカー各社は大容量化だけでなく、洗濯時間を縮めようと、水流を工夫するなどして洗浄力でも競う。(近藤郷平)

増やした泡で洗います

 パナソニックの縦型洗濯乾燥機「NA―FW100S5」は、洗浄力を上げるため、ポンプで洗剤液を循環させ、泡の量を増やした。汚れを落としやすいように洗濯物を温風で約40度に温めて洗うコースもある。容量は洗濯10kg、乾燥5kgで、想定価格は21万円前後。

汚れのひどさ感知します

 日立アプライアンスの「ビートウォッシュ BW―DX120B」は、洗濯容量が12kgで家庭用の縦型洗濯乾燥機では国内最大。溶け出した汚れの量をセンサーで把握し、汚れが多ければ、洗う時間を最大10分延ばす。「ダニ対策」コースもある。乾燥は6kg。想定価格は25万円前後。

ナノの泡、洗浄力上げます

 東芝ライフスタイルの縦型洗濯乾燥機「ザブーン AW―10SV6」は、ナノサイズの泡で繊維の奥に入り込み、洗剤の効果を高めて汚れを落とす。本体の手前を低くするなどのデザインで洗濯物を取り出しやすくした。洗濯容量は10kg、乾燥5kgで、店頭想定価格14万8千円。

超音波で汚れ浮かせます

 シャープのプラズマクラスター洗濯乾燥機の縦型「ES―PU11B」は「超音波ウォッシャー」がついている。洗濯前に衣類などの汚れ部分をなぞるようにして使うと小さな泡で汚れを浮き出させ、洗濯でよく落ちるようになるという。洗濯容量11kg、乾燥6kgで想定価格は22万円。

     ◇

 主なメーカーの縦型洗濯機のおすすめ商品から選びました。価格は税抜き

ヨドバシカメラマルチメディア梅田の売れ筋

【乾燥機能なし】

①パナソニック 縦型「NA―FA100H5」

(10万2380円)

②日立     縦型「BW―V80B」

(10万2470円)

③東芝     縦型「AW―9SD6」

(9万9550円)

【乾燥機能つき】

①パナソニック ドラム式「NA―VX8800L」

(32万1840円)

②日立     ドラム式「BD―SV110BR」

(25万7820円)

③日立     縦型「BW―DX120B」

(17万7390円)

※同店で1月12日までの1カ月間で売れた台数順。カッコ内は12日時点の税込み店頭価格(きりとりトレンド)

こんなニュースも