嫌韓、共催W杯が刺激した 平昌五輪、新たな政治案件に

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 草の根チームでサッカーを楽しむ名古屋市の宮沢弘さん(52)は、その光景をはっきり覚えている。

 〈2002年5~6月、日本と韓国がサッカーワールドカップ(W杯)を共催〉

 韓国で1次リーグを見て回った。埼玉スタジアムであった日本―ベルギーを映す大田(テジョン)駅前のパブリックビューイングは、日本のチャンスにブーイングが起きた。「『敵だ。負けちまえ』の雰囲気で、共催ウェルカムモードの報道とは全く違っていた」

 決勝トーナメントでは、韓国の李天秀(イチョンス)がイタリアのマルディーニの頭を蹴るラフプレーが許せなかった。日本がベスト16だったのに対し、韓国はベスト4。誤審騒動もあった。「あんな勝ち方は日本人からすると、うれしくない。韓国の選手もファンも、俺たちとは違う」

 韓国の印象が悪くなった。ツイッターで、竹島問題などで韓国を批判する他の人の発言を拡散させた。

 社会の一部に広がる「嫌韓」…

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