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 東京都昭島市の河川敷で56年余り前に発見されたクジラの骨格化石(通称・アキシマクジラ)が、新種のクジラであるとする論文を、群馬県立自然史博物館が日本古生物学会の英文誌(1日発行)に発表した。昭島市の名にちなみ「エスクリクティウス・アキシマエンシス」と命名している。待ちわびた朗報に地元関係者からは喜びの声があがる。

 化石は1961年8月、小学校教諭だった故田島政人さんと長男の芳夫さん(61)が同市大神町の多摩川河川敷で発見した。化石はほぼ全身で、全長約12メートル。地層から約200万前のものと推定される。

 アキシマクジラと通称され、国立科学博物館新宿分館が保管してきたが、研究者がおらず、新種との判断には至らなかった。分館の移転に伴い2012年3月、群馬県立自然史博物館へ移されていた。

 研究にあたった論文著者の同館学芸員、木村敏之さん(47)によるとアキシマクジラは北太平洋などで現生するコククジラの仲間。鼻骨が大きいことや下あごの骨に付着する筋肉が小さい点などが似ていることから同じコククジラ属で、最古の化石だという。

 一方、コククジラの鼻骨は後部がとがっているのに対し、アキシマクジラは四角。上顎骨(じょうがくこつ)や額にあたる前頭骨の位置や形も異なるなど、頭蓋(ずがい)の形状が新種と断定する決め手となった。

 木村さんは「現生するコククジ…

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