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 今春に卒業予定の大学生の就職内定率は、昨年12月1日現在で86・0%だった。前年同期を1・0ポイント上回った。7年連続で改善し、調査を始めた1996年度以降で最高となった。厚生労働省と文部科学省が17日、発表した。

 国公立24大学、私立38大学の4770人を抽出し、12月1日時点の状況を調べた。国公立は前年同期と同じ86・9%、私立は前年同期比1・3ポイント増の85・7%。文系は同1・1ポイント増の85・7%、理系は同0・6ポイント増の87・2%だった。

 厚労省は「景気が緩やかに回復して企業の採用意欲が高まったことに加え、採用競争の激化で内定を出す時期が早まった」と分析している。

 昨春に卒業した大学生の昨年4月1日現在の就職率は97・6%で、過去最高だった。厚労省は、今春卒業の大学生の内定率も同水準まで高まるとみている。(村上晃一)