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 社員4人の大阪の会社が作るスキー板が、フリースタイルスキーのモーグル界を席巻している。世界中のトップ選手が愛用し、五輪では2002年以来、4大会連続で表彰台に登り続けている。大阪の商売人の情熱から生まれた日本産スキー板は、2月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪でもトップを目指す。

 大阪府守口市のスポーツ用品会社「マテリアルスポーツ」が作る「ID one(アイ・ディー・ワン)」。昨季のワールドカップ(W杯)、前人未到の種目別6連覇を達成した男子のミカエル・キングズベリー選手(カナダ)も愛用者だ。昨季の世界選手権では男子の7割、女子の6割が「ID one」を使った。

 平昌五輪でもキングズベリー選手の他、日本選手でもメダル獲得が期待される堀島行真(いくま)選手(20・中京大)らが使う予定だ。

 板の先端にかけて自然な曲線を描くのが特徴だ。誕生のきっかけは、同社の藤本誠社長(59)と長野五輪から5大会連続入賞を果たした上村愛子さん(38)との会話だった。長野から1年後の1999年、当時ゴーグルの輸入販売を手がけていた藤本社長に、上村さんは自身に合う板と出会えていないことを打ち明けた。浮かない顔を見せる上村さんに、藤本社長は「ぼくが作ったる」と約束した。

 当時主流だった他社製品は、板…

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