【動画】普天間第二小学校の上空付近を飛ぶ米海兵隊所属のヘリ=防衛省提供
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 防衛省は18日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する普天間第二小学校の上空を米海兵隊所属のヘリ3機が飛行したことを確認した。同小学校では昨年12月13日に米軍ヘリの窓が落下した事故が発生しており、18日は同小で同様の事故に備えた避難訓練が行われた直後だった。

 小野寺五典防衛相が記者団に明らかにした。それによると、18日午後1時25分ごろ、米海兵隊の攻撃ヘリ「AH1」2機と、多用途ヘリ「UH1」1機の計3機が同小学校上空を編隊飛行しているのを防衛省の監視員や小学校に設置したカメラで確認した。いずれも今月上旬に沖縄県内で不時着した機体と同型機。

 小野寺氏は「同小学校の上空の飛行回避を求めていたにもかかわらず、このような事態が起きた。避難訓練の直後に飛ぶのはあってはならないことだ」と指摘。在日米軍のシュローティ副司令官と省内で会談して抗議したと強調した。シュローティ氏は「事実確認を急ぐ」と回答したという。

 菅義偉官房長官も18日午後の定例会見で「学校上空の飛行を回避するよう、(米側に)引き続き尽力をお願いしたい」と述べた。(相原亮)