【動画】鹿児島県奄美大島沖を回遊するザトウクジラ=外尾誠撮影
[PR]

 鹿児島・奄美大島沖を、ザトウクジラが回遊するシーズンを迎えた。豪快にジャンプしたり、水面高く潮を吹き出したりする姿が、ホエールウォッチング客を楽しませている。

 体長は十数メートルで、毎年、繁殖や子育てのために奄美や沖縄周辺の海に南下してくる。調査を続ける奄美クジラ・イルカ協会(興克樹会長)によると、昨季は奄美大島周辺で683頭を確認。今季も先月上旬から順調に確認できており、3月下旬ごろまで楽しめる見込みという。

 奄美では一つの群れを1隻の船で見学する場合が多く、「ゆったりと見物ができるので、大きさや潮吹きの迫力を楽しんでほしい」と興会長。18日のウォッチングツアーに参加した横浜市の久保田ルミ子さん(50)は「クジラをすぐそばで見られ、良い体験になった」。周辺では泳ぎながら見学する「ホエールスイム」も2年前から本格的にスタート。昨春に奄美群島国立公園に指定された島の新しい楽しみ方として定着しつつある。(外尾誠)

関連ニュース