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 「これまでとは違う思いがある。『オウム裁判が全部終わったんだなあ』という思いを今、心に刻んでいます」

 1995年の地下鉄サリン事件で、霞ケ関駅の助役だった夫の高橋一正さん(当時50)を亡くしたシズヱさん(70)。高橋被告の上告棄却を受けて19日、都内で会見し、法廷で傍聴を続けてきた日々を振り返った。

 事件後、「地下鉄サリン事件被害者の会」の代表世話人を務めてきた。「被害者遺族の思いを背負い、時間は走馬灯のように過ぎ去っていった。色々老いも感じるようになった。本当に長かった」と話す。費やした歳月に、「それだけ多くの事件を抱えていたオウム真理教の恐ろしさを改めて感じた」。

 2008年に始まった犯罪被害…

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