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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪への北朝鮮の参加を正式に決める国際オリンピック委員会(IOC)の会合が20日朝(日本時間20日夕)、スイス・ローザンヌで開かれる。北朝鮮はアイスホッケー、フィギュアスケート、アルペンスキー、クロスカントリーの計4種目の参加を希望。開会式での韓国との合同入場を含め、IOCの判断が注目される。

 ローザンヌを訪問している北朝鮮の金日国(キムイルグク)体育相兼民族五輪委員長は19日、朝日新聞などに「明日朝に最終合意し、発表できるだろう」と語った。韓国の五輪関係者も同様の見解を述べており、IOCのバッハ会長は20日午前(同20日夜)にも北朝鮮の参加種目や人数について発表する可能性がある。

 韓国と北朝鮮は17日、アイスホッケー女子の南北合同チーム結成に合意。実現すれば五輪初となる。ただ韓国チームの人数枠を拡大する特例措置を求める方法に、他のチームは「不公正」と反発しており、IOCの決定には時間がかかるとの見方もある。

 一方、金氏は19日、韓国の都鍾煥(トジョンファン)韓国文化体育観光相や李熙範(イヒボム)・大会組織委員長らとのバッハ会長が主催する夕食会に出席。金氏は「良い雰囲気だった」と語り、スポーツ分野での南北関係の改善を強調した。(ローザンヌ=武田肇