[PR]

 エジプトのシーシ大統領は19日、3月下旬に実施予定の大統領選挙に、2期目をめざして出馬する考えを表明した。首都カイロでの演説で「私が立候補することを受け入れてもらいたい」と述べた。

 元軍参謀総長や人権派弁護士らも立候補の意思を表明しているが有力ではなく、シーシ氏の再選は確実視されている。

 エジプト軍元総司令官で国防相を務めたシーシ氏は2013年、国民の批判を浴びていたイスラム組織「ムスリム同胞団」出身のムルシ前大統領を追放。14年の大統領選挙で初当選した。同胞団をテロ組織に指定して取り締まりを強化するなど、治安回復や国の「安定」を成果として示してきた。

 しかし、経済の低迷や、国内で過激派組織「イスラム国」(IS)の活動を封じることができていないことなどから、就任当初の圧倒的な人気には陰りがみえる。(ドバイ=渡辺淳基

こんなニュースも