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 兵庫県立相生産業高校(相生市)機械科の3年生8人が鳥取市で発見された高住銅鐸(たかずみどうたく)を復元し、20日、実物を展示する鳥取市歴史博物館(同市上町)に制作した複製品を寄贈した。

 高住銅鐸は1922年に発見された。約2千年前の弥生時代に作られたとみられ、片面の大部分が欠損している。同校は2014年度から課題研究の授業で銅鐸作りに取り組み、今年度は同館の協力で高住銅鐸の復元に挑戦。ひび割れたり、穴が開いたりする失敗を繰り返しながら、昨年末の鋳造で成功した。複製品は実物大の高さ約40センチ、厚さ2~4ミリ。触ったり、音を鳴らしたりできる。

 制作した松本裕斗君(18)は「触れてきれいな色や音を確かめてほしい」。指導した竹下邦彦臨時教諭(58)は「弥生時代の人々の技術のすばらしさを感じて」と話した。(横山翼)